ねこがなでられて喜ぶ場所、いやがる場所
ねこを上手になでるコツは、テクニックよりも「場所」と「タイミング」。多くのねこには、はっきりした好きな場所と、さわってほしくない場所があります。
好きな場所
頬、あご、耳のつけ根は、いちばん安心してなでられる場所です。このあたりにはにおいを出す腺があり、ねこが顔を人や家具にこすりつけるのは、自分のにおいをつけて「なじみのもの」にしている行動です。2015年の研究でも、目と耳のあいだなど顔まわりをなでたときに好意的な反応が多く、しっぽのつけ根では否定的な反応が多いと報告されています。
注意したい場所
おなか、しっぽのつけ根、足や足先は、敏感な子が多い場所です。ねこがおなかを見せてごろんとするのは信頼のしるしですが、「なでて」という意味とは限りません。おなかに手を伸ばすと、前足と後ろ足でがしっとつかまれることもあります。
ねこにリードしてもらう
手をそっと差し出して、ねこのほうから近づいてくるのを待ちましょう。毛並みにそって短くなでるのが基本です。しっぽを振りはじめる、背中の皮膚がぴくぴくする、耳が横や後ろを向く、といったサインが出たら、いったん手を止めてお休み。ねこが「おしまい」を決められると、次もなでさせてくれやすくなります。
なでる前に聞いてみる
手をねこの近くでじっと止めてみましょう。頬や頭をこすりつけてきたら「なでていいよ」の合図です。知らんぷりしたり、離れていったりしたら、また今度にしましょう。